2017.04.19 あ・える倶楽部
97歳【北海道新幹線で札幌雪祭り5日間】きままな一期一会の旅。2日目
「北海道新幹線に乗車してさっぽろ雪まつりに行きたい。きままに愉しみたい」 97歳ご本人からのご希望です。 たくさんの出会いがありました。   齋藤トラベルヘルパーのすてきな写真とスマイルレポートでルポします。   2日目。 函館から特急で札幌へ。 大通雪祭り見学です。 「おはよう!」と元気に起床される
ベッドに座り毎朝やってる簡単な体操を行い、朝刊を読まれ珈琲(砂糖2杯・フレッシュ1杯)も喜んで頂く。 レストランで柔らかめの和食(ごはんはお粥さん)を昨夜と同じ特等席で車椅子のままで。 昨夜の美人スタッフさんにも元気よく「おはよう!」と。
メインの銀鱈・イクラを含め全て「美味しいわぁ!」とほぼ完食され、ホット珈琲もお召し上がりです。 爪楊枝さばきもすばらしく、全てご自身できちんと飲まれています。 隣接する「北島三郎記念館」前で記念撮影。
事前発送のキャリーバッグ(着替え類)が一つ増えて「荷物増えて大変ですまんなぁ!」と気遣いもして頂ける。 北島三郎より美空ひばり等女性が好みとのこと。   青函連絡船「摩周丸」をご覧なった時は昔奥様とこの船で渡って来られた思い出に慕っておられ、「ウニイクラ丼」も楽しみにしていると・・・。 函館駅
 駅舎にて写真撮影。 駅舎内の「お雛祭り人形」ご覧になり「綺麗やなぁ!」と。 少し喉が渇いたらしく自販機で缶コーヒー(アイス)を購入。 スーパー北斗5号
会話を楽しみながら、いつものように靴を脱ぎコーヒーを飲みながら車窓からの銀世界を楽しんでおられます。
札幌駅 ホテルチェックイン時、 美人フロント・ベルガールさんにも笑顔で接されお人柄の良さがにじみ出ています。 お部屋からの雪遠景(雪祭り方面)を見ながら「いよいよ念願の札幌雪祭りやなぁ!」と期待に胸を膨らませておられます。 フロントで美味しいパン屋を紹介して頂き、駅構内パン屋さんへ。 チョコパン・アイス珈琲注文。
車椅子のままでランチ。 少しお腹が空いてこられたのか、美味しいチョコパン2個・アイス珈琲をペロリとお召し上がりです。   タクシーで雪祭り大通り会場へ。 走行中車窓から各雪像に感動されてはいましたが、徐行とはゆえやはり距離感や見にくさがあり、体調も良好で何よりご本人が「目の前で見たい!」と強くおっしゃられたので、今回の旅のメインだけにタクシーを下車し車椅子で決して無理せず観光しようと! 雪祭り大通り会場
車椅子介助で進むが雪道、人混みの為四苦八苦。
了解頂き暫くバックで進むものの途中で体調も良好の為ご本人が自ら立って車椅子を押すと申し出る。
その真横でヘルプ介助に徹した結果スムーズに観光を楽しめ喜んで頂ける。
(咄嗟の臨機応変対応が功を奏する)
人気雪像前スマイル写真撮影 カップル。
  地元親子連れ。
  車椅子(歩行)で様々な人気雪像(特に地元奈良県興福寺には感動!)をまじかでご覧頂き、表情や会話等がタクシー内以上に明るくなられ「やっぱり目の前で見たら迫力・感激度合いが違うなあ!寒い中ここまで来れてホンマ良かったわありがとう!」と心底喜んで頂け、寒い中大好きなチョコ苺アイスもペロリと召し上がり、様々な方よりお声も掛けて頂き「97歳元気おじいちゃん!雪像以上の人気者!」一躍有名人になられていました。
ホット珈琲タイム。
大好きな珈琲(さすがに今回はホットで)を温かいソファーでゆっくり召し上がり心身共に温まって頂き、やはりここでも周囲の人気者でした。
 
夕食のメインのカニは明晩にして、今宵は美味しくて少量の海鮮類を食べたいと。 北海道食市場へ移動です。
地元の有名和食居酒屋で、
ウニ刺し・カニ味噌焼き・カニ焼売・カニクリームコロッケ・コーンバター・梅茶漬け等をゆっくり美味しく味わっておられ、私にも「もっとよばれ!」とお気遣いまで頂いております。 ホテル 一緒にテレビ観賞(ダーウィンがきた!)。 靴を脱いでリラックスされており、先程の「カニ味噌焼きが特に美味しかったわぁ!」と余韻に慕っておられました。 夜景が見えやすい場所で至福の時を過ごして頂く。   この瞬間もえらい楽しみにされていた「温泉タイム!」 結果、温泉や綺麗な夜景まで楽しむ事ができ「久しぶりに羽をのばせてゆっくり温泉気分楽しめたわ。ありがとう!」と至福のヒトトキをお過ごしです。 「今日はホンマ楽しかったわ!ありがとう!おやすみ!」と笑顔でお休みです。