ご家族が借りたレンタカーで故郷へ10年ぶりにお墓参りです。
残念ながら、お墓の中へは車椅子が入れなかったため、
ご家族の方が拝まれている様子をトラベルヘルパーが撮影し、
その画像を車中で見ていただき、
トラベルヘルパーが持参した数珠を持って拝んでいただきました。
お墓の画像をじーーっと見つめていらっしゃいました。
その後、ご主人とご自身のご実家へ。
親族の方が集まってくださっていました。
懐かしい人達の顔を見て和やかな表情です。
「よく来たなあ」とみなさんに声をかけていただき、嬉しそうな表情です。
みなさんがかわるがわる近くに来ては話しかけて下さり、なんと、口が動きました!
何か話そうとされている様子です。
普段の様子をご存知のご子息様も驚いていらっしゃました。
残念ながら言葉を聞き取ることはかないませんでしたが、たしかに何か伝えようとしていらっしゃいました。
お名残り惜しい気持ちでご実家をあとに。
親族の方々から「またおいでよ」と声をかけられ、まばたきでこたえられていました。
微笑まれていたり、うなずいていたり、何かしゃべっていらっしゃいます。
親族の方にお別れをするときも、手を少し上げてこたえられています。
帰り道、淡路SAの大きな花時計の前で写真を撮影しました。
1年前に3時間ほどはでかけたそうですが、10年ぶりの長時間外出でした。