2018.02.14
あ・える倶楽部
愛知から渋谷NHKで開催される介護百人一首の収録現場へ お孫ちゃんとは闘病後初めてのお出かけ
NHKでは、介護に関わる方々から広く短歌を募集し、その中から百首を選ぶ「NHK介護百人一首」を実施しています。
http://www.nhk-sc.or.jp/heart-pj/tanka/
NHK介護百人一首に応募した作品が入選されたお客様。
入選者を招いての番組収録にご家族と参加です。
ご家族がトラベルヘルパーに期待することは、
東京への移動中、駅での移動や乗換など公共交通機関利用時の介助をトラベルヘルパーにまかせて、
ご家族も安心してお出かけしたいと、トラベルヘルパーをご利用下さいました。
愛知から、新幹線「こだま」と「のぞみ」を乗り換えて東京までの旅。
姪っ子様との遠方へのお出掛けは初めてだそう。お声掛けにも笑顔も多い。
NHKホールでの収録に参加されました。
NHKホール内ではスーツとネクタイをご家族様が持ってこられており着用致しました。
とても嬉しそうでした。
収録中も毒蝮三太夫さんの突っ込みに大きく笑われたり、頷かれてみえ終始笑顔でした。
毒蝮さんにお声も掛けて頂き、記念撮影。
奥様とご子息とご自分の作品の前で。
最愛のお孫ちゃんと。
闘病後のお孫様との遠出は今回が初めてだそうです。
笑顔もひとしおです。
皆様、本当ににこにことうれしそうな笑顔いっぱいの東京への日帰りの旅でした。
篠田トラベルヘルパーのスマイルレポートです。 NHK「介護百人一首」の介護短歌に入賞され、今回はその収録に行かれました。以前にもこの介護短歌に入賞されたことがあったそうですが、その時はご本人様が行きたくないとおっしゃったそうですが、今回は「行く」とのお言葉が出たそうで、ご家族様で行く事を決断されたそう。当日には長女様とお孫様も急遽参加され、皆様とても嬉しそうでした。 今回は移乗・移動等の介助はご家族様が基本的に行われ、THは案内、乗り換え依頼、案内、移乗補助等で良いとご家族様より仰られ、殆どご子息と奥様がトイレや食事の介助を行われました。 新幹線などの乗り換えも駅係員の方が誘導してくれるため、スムーズに移動できました。 NHKホールに到着すると収録のホール内には座る席の場所が貼られており、案内されると一番前のお席で皆でビックリしました。「テレビに映っちゃうね~」「やだわ~どうしよう」と皆で大盛り上がりしました。 そんな事を言いながら、もしかしてテレビに映るかもと思ってとネクタイとジャケットを着ていただきました。照れながら笑う笑顔とご家族様の優しさに心温まりました。 収録は2時間半でしたが、タレントの毒蝮三太夫さんのトークに大笑いしあっという間に時間が過ぎました。 残念ながらインタビューはされませんでしたが、収録前後には毒蝮さんが声を掛けて下さったり写真も一緒に撮ることもでき、大満足でした。 夕食は新幹線の多目的室で摂られましたが、懐かしの味の駅弁(『品川宿 駅弁屋』深川めし)を「美味しい」と全部完食されたそうです。 帰り際には「本当にありがとう」と笑顔でご挨拶いただき、「今後も短歌を作り続けて下さいね。そしてまた来年もNHKホールに行ってインタビューしてもらいましょう。」とお話して、お見送りさせていただきました。 本当にご家族様が献身的に介助をされてみえ、移動や移乗、トイレ介助も補佐程度でしかお手伝いが出来ずトラベルヘルパーとして何だか申し訳ない気持ちとなりましたが、ご家族様から「トラベルヘルパーさんが来てくれて良かった。居てくれたから安心して出掛けることが出来ました。ありがとうございます」と仰っていただけた事は何よりも嬉しかったです。 闘病し13年となるそうですが、お孫様との遠出は初めての事だそうです。また、NHKホールにも姪っ子さんがわざわざ会いに来てくれ、本当に嬉しそうでした。 このお出掛けがご本人にとっても、ご家族様にとっても良い自信となって頂けたら嬉しいです。 本当に素敵なご家族様に同行させていただけ、幸せな1日でした。ありがとうございました。