北海道に住む娘様からあ・える倶楽部HPから相談のメールをいただきました。
都内の特別養護老人ホームにすんでいらっしゃるお母様と一緒に千葉のお墓参りにいきたい、と。
娘様お二人は札幌在住。
お父様は日野市にお住い。
お父様のお家近くのホームにお母様は入所していらっしゃる。
ご両親とお二人のお嬢様と、お母様の妹様(叔母様)、5名様に、
トラベルヘルパーとして宮下さんが一泊二日のご旅行に同行いたしました。
全行程福祉タクシーで移動します。
まずは、
品川の新高輪グランドプリンスホテルの北京料理「桃李」でご昼食。
そして、
今回のご旅行の一番の目的である松戸で「お墓参り」です。
5年前に92歳で亡くなられたお母様のお墓の前で、
「お母さんのこと覚えている?」
と、娘様が尋ねられると、
「忘れるわけがない。」
と、涙されたそうです。
ご家族で一枚。
一日目は、お墓参りを済ませ、南房総富浦ロイヤルホテルでご宿泊。
ぐっすりと休まれました。
二日目はマザー牧場へ。
満開の菜の花畑を散策される。
途中お散歩中のワンちゃんに、「こんにちは。」
お母様は、きれいな菜の花畑を楽しまれ、
かわいいワンちゃんに目をほそめられていらっしゃったそうです。
そして、帰り道の途中、福祉タクシーの車窓からの眺めを楽しまれる。
途中、海ほたるで休憩。
ぽかぽかと静かな海を、海の香りを、楽しまれたそうです。
お母様とトラベルヘルパーの宮下さんで、記念に一枚。
その後、皆様でお母様をホームまでお送りした後、
娘様お二人は札幌にお帰りになりました。
お嬢様お二人より、
荷物の準備も必要のない、皇居や浅草への都内の日帰りのお出かけもいいわね、
北海道への里帰りもいいわね、
というお話も出たそうです。
健康を崩され、ホームに移られて初めてのご旅行。
普段は離れて暮らす嫁いお嬢様たちとの時間を過ごす特別なご旅行でした。
とは、トラベルヘルパー宮下さんの感想です。
ご家族皆さま、お墓参りとご旅行、大変お疲れ様でした