2009.10.27 あ・える倶楽部
「F家ばあちゃん函館介護旅行」その1.
F様より、お母様を函館に旅行に連れ出したい!と、あ・える倶楽部に相談をいただきました。 岐阜に住むF様と、弊社スタッフとの旅行の計画がメールで始まりました。 F様は、とてもユーモアあふれる、お母様想いの方で、 わざわざトラベルヘルパー介護旅行勉強会に岐阜から参加してくださったり、、と行動力の方です。 そして、、、F様のお母様への想いを私たちがサポートする形で、 「F家ばあちゃん函館介護旅行」が実現しました!!
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立待岬で。
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F様のご両親。 右が今回主役のF様のお母様です。 このご旅行実現に向けて、たくさんのメールのやり取りがありました。 以下、F様と弊社スタッフのメールのやり取りを一部ご紹介させていただきます。 F様の、ご家族の温かいお母様への愛情を感じながら、 うふふ、、わはは?と、お読み下さい♪ F様のメールの文面に、ほんわかした気持ちになれますよ。
介護旅行あ・える倶楽部 株式会社SPI 宮下典子様 毎日暑い日が続いております。 体調には充分配慮してご活躍下さい。 さて、”F家ばあちゃん函館介護旅行”の件ですが、 以前お願いしておりました、宿泊ですが、息子の分は両日とも加えておいて下さい。 よって、9月の15日と16日共に女性2名(バリアフリーの洋室で風呂付きの部屋) 男性3名(通常の部屋)をよろしくお願いします。 尚、本人のおふくろは、体力的にもずいぶん弱り、 認知が入りかけておりますが、 旅行の事だけは口うるさく聞いてきます。 旅館が決まり次第、パンフレット等も送って頂ければ有り難いです。 その際に、もし本人の体調でキャンセルになった場合の手続きも教えて下さい。 そろそろ、在宅介護の限界を感じ始めている今日この頃です。
㈱SPI あ・える倶楽部 宮下典子 様へ 梅雨があけたというのに、はっきりしない天気が続きます。 お元気ですか。 ”F家ばあちゃん函館介護旅行”の 旅館予約のほうは如何になっておりますでしょうか? 電話でもお話ししましたように、一泊(おそらく二日目)は、 地元にいる息子(大学生男子)も食事と宿泊はすると思いますので、よろしくご配慮下さい。 追伸 大阪で単身赴任ゆえ、先日”あえる倶楽部のテレビ出演”のビデオを拝見しました。 とても介護ヘルパー事業が清々しく映ってましたネ。 宮下さんも明朗活発な美人でテレビ写りバッチリだし、 茶色のTシャツの理事長は役者さんのように格好良かった・・・と、 我が両親も感心しておりました。
F様 平素大変お世話になっております。 ご連絡が遅くなっており、誠に申し訳ございません。 早速ですが、本日宮下が不在にしておりますので、 私高坂より函館のご旅行についてご連絡申し上げます。 F様のご希望に添えるよう宿をお探しさせていただいたところ、 バリアフリー対応の客室風呂付のお部屋を持っている宿を見つけました。 宿は函館空港より車で約5分の湯の川観光ホテルでございます。 HPをご確認いただければと思います。HP:http://www.yunokawa-kanko.com/ 現在まだ空きがあり、 料金はバリアフリー対応のお部屋(ツイン)が19,950円(お1人様、1泊2食付、税金・サービス料・入湯税込み)、 一般客室(和室、3名利用)が14,950円(お1人様、1泊2食付、税金・サービス料・入湯税込み)となっております。 但し、客室内ではお食事ができませんので、お食事処又はバイキングとなります。 宜しくご検討の程宜しくお願い致します。 F様も暑さやお母様の事で大変そうですが、どうぞご自愛下さい。 高坂 咲慧
SPI (Japan),Inc.(A'EL Club) あ・える倶楽部(介護旅行) 高坂 咲慧 様 この度はお世話になりありがとうございます。 また、”F家ばあちゃん函館介護旅行”をご担当して頂けるとの事。 感謝致しております。 今回の”F家ばあちゃん函館介護旅行”は、 長年、営んできました自営業の中核であったお袋(F家ばあちゃん)を、 念願の旅行で励ますと共に、 老老介護で疲れた親父を慰め、 北大の孫に会わせる事が目的であります。 よって、両親を安堵させるために、必要以上の準備を考え、 我が儘なことも出てくるかと思いますが、お許し下さい。 さて、ご提案頂きました”湯ノ川観光ホテル祥苑”は大変気に入っております。 実は、ベッドにPCを持ち込み本人と 「こんな豪勢なところだったらいいなあ」と噂していたところでしたので、超感激しております。 風呂も部屋に付いているとの事でとても安心しております。 ただ、食事ですが・・・・ 食堂での食事は仕方が無いことかも知れませんが、 夜だけでも部屋で頂くわけにはいきませんでしょうか? もちろん追加金をお支払いしても構いませんので。 無理を言いますが、ご検討のほどお願い申し上げます。 それから、2,3質問があります。 1,入浴の際に、滑り止め防止のグッズ等介護入浴での必要備品はすべてこちら から持参する必要があるのでしょうか?それとも現地調達出来る場所がある のでしょうか? 2.料理についてですが、介護者に対する工夫(小さくきざむ)等はリクエスト 出来るのでしょうか? 3.介護旅行で、現地で過去に生じたトラブルを教えて頂けませんでしょうか? 以上、よろしくお願いします。 因みに、現状を申し上げますと、入浴はベッドでの清拭が中心で、食事は食べる 前にハサミで切り刻んでおります。
F様 平素大変お世話になっております。 ご連絡が遅くなり、申し訳ございません。 早速ですが、ご質問いただいた件についてご連絡申し上げます。 ?お食事について まず、お食事場所ですが、お部屋食はやはりこちらのホテルでは対応をしていただけないとのことです。但し、お食事処での食事は個室タイプとなっております。移動は伴いますが、ご家族水入らずの環境の中でお食事は可能となります。如何でしょうか? また、料理についてですが、刻み対応が可能となっております。 ?お風呂については、立ち上がりがしやすいように手すりがついている等はございますが、滑り止めの設備はございません。ご自宅で利用しているものがあれば、念のためご持参頂く方がご安心だと思います。 また、お風呂は床と一体ではございませんので、2段ほど段を上っていただいて、湯船に入っていただきます。湯船の中にも1段ほど段があり、それを降りてゆっくりつかっていただく形になります。 車いすのまま入れるというわけではございませんので、介助の手が必要となります。 その他室内はフラットですので、車いすで問題なくご利用いただけます。 ?介護旅行のトラブルについてですが、どのようなところでのトラブルでしょうか? 具体的にこの部分でのトラブルについて知りたい等がございましたら、その点についてご回答致しますので、宜しくお願い致します。 尚、現在もまだ空きはございますので、ご検討頂きご連絡下さい。 以上、お取り急ぎご連絡申し上げます。 ご確認の程よろしくお願い致します。 ご不明な点等ございましたら、ご遠慮なくご連絡下さい。 高坂 咲慧 SPI (Japan),Inc.(A'EL Club)
Fさま いつもありがとうございます。 篠塚千弘と申します。 メールを(影で、、、)いつも楽しくほほえましく拝見しています。 3.介護旅行で、現地で過去に生じたトラブルを教えて頂けませんでしょうか? ↑ この質問のフォローをさせていただきます。 現地で過去に生じたトラブルは数知れずあります。 トラブルと呼ぶものなのか、、、 アクシデントと呼ぶものなのか、、、 エピソードと呼ぶものなのか、、、 そこの線引きはいろいろと考えられますが、 事件は会議室ではなく、現場で起こっています。 夜、救急車で運ばれて、、、帰りは歩いて帰られた、、、 台風で新幹線が運休して、トラベルヘルパーと駅で缶詰状態に、、、 飛行機が飛ばず移動手段を変えた、、、 ご旅行先でご家族がけんかされた、、、 トラベルヘルパーがよかれと思って洗濯したセーターがちぢんでしまった、、、 (保険でカバー) お客様の体調が悪く途中で行程変更して帰ってきた、、、 泊まったホテルのバリアフリー情報が違っていた、、、 などなど、数えたら、結構ありますが、 お陰さまで、いままで大きな問題もなくきております。 お客様の様子、お客様の訴えなど、 お身体の急変に関する「緊急事態」は、 すぐに対応するようにトラベルヘルパーには教育していますし、 自然災害や、事故などに遭遇した場合は、 営業時間外でも迅速に緊急連絡先へ連絡し、対応する体制も整っています。 「安全」「安心」を第一に、お客様には「楽しんでいただく」ことを、徹底しています。 また、トラベルヘルパーをご利用していただいた場合の保険については、 旅行保険だけでなく、傷害保険や介護者用保険なども厚くしております。 ちなみに、、、 宿泊先でのベットがどうもお客様にはあわない、ということで、 レンタルの介護ベットを宿泊先のお部屋に持ち込んだ(業者さんを介して養生して)、 ということも、ありました。 ↑ と、、ご質問の明確な回答にはなっていないかもしれませんが、、、 篠塚より、追記させていただきました。 「F家ばあちゃん函館介護旅行」、 ご家族皆様の温かいやり取りの様子を拝見していると、 あー家族っていいなぁと私の気持ちも温かくなります。 皆様のお心の励みのお手伝い、 私どもスタッフも精一杯務めさせていただきますので、 引き続きよろしくお願いします。 篠塚 千弘
高坂 咲慧 様 この度は”F家ばあちゃん函館介護旅行”でお世話になります。 宿泊場所の件につきまして、 概ね了解いたしましたので、予約の手続きをよろしくお願い致します。 また、重ねて質問の答えを頂きまことにありがとうございました。 たいへん興味深く参考になりました。 篠塚千弘様からもお答えを頂き感謝いたしております。 よろしくお伝えください。 こちらは旅行の準備として、 現在の車椅子では長時間同じ姿勢を維持するのが難しいので、 業者を呼び、リクライニングの車椅子での試乗会をしました。 痛みと辛さで少し滅入っていた本人の表情も、また明るくなりました。 あと一ヶ月少し! 何とか行かせてあげたい。 と周りが必死になっている今日この頃です。 よろしくお願い申し上げます。
SPI (Japan),Inc.(A'EL Club) あ・える倶楽部(介護旅行) 高坂様 宮下様 この度はお世話になります。 岐阜のFです。 ”F家ばあちゃん函館介護旅行”もいよいよ来週に迫って参りました。 本人の体調も万全で、 服や靴を選んだり・・・・と、旅行モード全開です。 先日、近くの日帰り温泉で、”ふくしの湯”で入浴実習も行いました。 湯の温度が熱くて、水で下げるのに汗だくでした。 でも、本人は大満足で「これでご馳走を食べられるのは天国や!」と上機嫌。 ・・・・・とまあ、出発はまだですが、何と行けそうな感じがしています。 この安心も高坂、宮下様のご協力のおかげだと感謝致しております。 旅行から帰ったら、 目新しい事は無いかも知れませんが”体験記”を書きたいと思っております。
F様 ご無沙汰しています。 9月に入り、そろそろ”F家ばあちゃん函館介護旅行”だなと、ワクワクしていたところです。 ご準備も万端のご様子、 旅行の実習までも楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきます。 本番の旅行記が、とても楽しみです。 旅行後は、ぜひ写真と旅行珍道中記?感動編?をお待ちしています。 このような世の中に生きているといっそう、家族、健康、生きがいなど、 本当に大切なものが見えてくるようにも思います。 皆さまで、どうぞ楽しく、お気をつけていってらっしゃいませ! 北の大地を思い切り楽しんでください。 宮下典子
さて、いよいよ「F家ばあちゃん函館介護旅行」の出発です!!! 続きは明日。。。 お楽しみに!