2017.04.19 齋藤
≪かなえるディサービスまる≫懐かしいふるさとの味を都会の食卓へ。八戸から東京!新幹線で行く車いすの旅。
八戸市長苗代(ながなわしろ)にある「池田介護研究所」

maru.jpg

通常はディサービスの運営に重点を置いていますが、北東北(青森・秋田・岩手)唯一のトラベルヘルパーセンター八戸として、トラベルヘルパーの養成・認定講座も実施しています。代表の池田右文(みぎふみ)さんはいつも元気でハツラツ!明るい声を聞いているだけでパワーをもらいます。 そんな池田さんが運営する≪かなえるディサービスまる≫は「閉じ込めるだけの介護」ではなく、農園作業やアロマセラピー・温泉やカフェでお茶など「人と接し外に出る介護」という方針をブレることなく貫いています。今年も、恒例になっている介護旅行のお手伝いの依頼を受け行ってまいりました。   目的地は東京・六本木アークヒルズ!

roppongi3.jpg

東北・北海道新幹線(上り)新青森駅から一足先に乗車し30分ほどで八戸駅です。 車内ドア付近でお迎えして先ずは席にご案内。ディサービスのご利用者やそのご家族、スタッフやトラベルヘルパーの総勢14名。今回は日帰りをご希望のKご夫婦と往復ともに並んで座り、おにぎりを食べたりお茶やコーヒーを飲んでおしゃべりしたり。仙台付近では桜が満開で窓からの景色を一緒になって楽しみ、八戸から3時間ほどで東京駅に到着です。 駅員さんの対応は見事で、新幹線降車口に素早くスロープを設置し、車いす利用の方をスムーズに介助。いつみても惚れ惚れする感動が胸にこみ上げてきます。丸の内改札口では、池田さんからお声がかかった仲間のトラベルヘルパーの出迎えがあり、人混みの中にそこだけ「ほっとする空間」が見えるようでした。 丸の内改札を出て「介護タクシーかえで」で移動。皇居・国会議事堂・霞が関を車窓から見て、いよいよ六本木アークヒルズ カラヤン広場です。
roppongi5-2.jpg
roppongi5-1.jpg
全天候型のカラヤン広場では、毎週土曜日マルシェ(フランス語で市場という意味)が開催され、都会のど真ん中とは思えないほどの新鮮で安い品物があります。 この洗練された雰囲気の中で≪かなえるディサービスまる≫で作った漬け物や味噌の販売をすることになり、マルシェの見学と自分たちが作った加工品を直接売り込むこともかねてここにきたのでした。   店舗です! 大根の漬け物(ぬか漬け・はりはり漬け・いぶりがっこ)と麹味噌の品々。試食して味を確かめてのお買い上げです。
roppongi1.jpg
roppongi.jpg
ありがとうございます。 南部八戸の土壌で育てた大根と大豆。無添加でやさしい味に仕上げた懐かしいふるさとの味。漬け物と味噌は確実に都会の食卓に届きましたね。 ≪かなえるディサービスまる≫代表の池田さんです(オレンジ色のポロ)
IMG_0568.jpg
IMG_0564.jpg
お客様に囲まれてます♪   もう、お昼。 ランチは自由に好きなものを食べるということで、オープンテラスでお食事。美味しそう♪
IMG_0574.jpg
IMG_0584.jpg
こっちはヘルシーランチ・・・   マルシェの滞在時間はあっという間に過ぎ、日帰りのグループはこの後、東京駅近くのKITTEで思いっきりショッピングを楽しみ帰路につきました。
IMG_0594.jpg
最後に、Kご夫婦と東京駅丸の内駅舎の天井レリーフを見上げて記念に一枚。 天候に恵まれ心地よい風を感じた東京日帰り旅。ご一緒できてよかったです。   ※2017/04/15同行