2010.11.22 あ・える倶楽部
お客様のブログより【温泉旅行プロジェクト】
先日、トラベルヘルパーサービスをご利用下さったお客様が ご自身のホームページで感想を書いてくださいました。 お客様よりこのブログでの掲載をご了解いただきましたので転記させていただきます。
温泉旅行プロジェクト みどり先生が旅行に耐えられる状態になり、 旅行を楽しめる状態になれば温泉へ連れて行ってあげたい とは彼女の退院の時から考えていたのだが、 何とか耐えられる状態となっても、楽しめる状態になるかどうか大いに疑問だった。 しかし、ここ1か月ほど不随意運動も少なくなり、 気持ちを表現できるようでもなったので、8月から計画をたてて、実行に向かうことにした。 まずトラベルヘルパーを探してケアマネジャーに接触してもらい、 行けそうと思ったので見積もりをだしてもらうと数十万円というかなりの費用がかかる。 むろん明細に疑問はなく、2人のトラベルヘルパーの4人で2泊、 往復介護タクシーでの妥当な費用なのだが、 考えてみればみどり先生の日常には常にそのぐらいの費用がかかっていて、 介護保険、健康保険、障害者支援の3本柱がその大半を出してくれているだけのことだ。 車いすの自動車で行ける範囲の本格的な温泉旅館で、 バリアフリー、貸切風呂などの設備のあるところは1つだけあった。 河口湖温泉ならおよそ1時間半くらいで行ける。 トラベルヘルパーさんは初めてなのに、彼女の状態をパーフェクトに理解してくださっていて、 食事介助も入浴介助も一度の説明で完璧にこなしてくれた。 さらにプラスワンがあって、 シャンプーや洗顔の手つきがまるでプロなので聞くと、美容関係の経験があるということで、 みどり先生はエステまで楽しめることになった。 食事は素晴らしく、みどり先生もさすがにほとんど完食に近いほど食べた。 温泉浴も非常にリラックスして手足を伸ばしてうっとりと楽しんでいて、 1日目は1度しか入浴させてもらえないことが不満というほどだった。 ずっとリラックスしてニコニコ笑っている状態も初めてというほどで、 全く昔の彼女のように温泉を楽しんでいた。 1年に一度はと思っていたが、これなら3か月に一度は連れて行ってあげなければと思う。 何よりもみどり先生に生きる確かな楽しみができたのは画期的だった。 以上、 YamanoWeb.com ■山野浩一WORKS■http://yamanoweb.exblog.jp/15429305/より、
転記させていただきました。 山野様、ありがとうございました。 トラベルヘルパーは本部さん、千野さんが、ご一緒させていただきました。 おまけ。。。
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山野様のトラベルヘルパーサービスに出発する本部ちゃん。 やる気マンマンの様子でみなぎってマス。