2014.09.30
小野 鎭
小野先生の一期一会地球旅㉔「もう一つの施設職員海外研修団に添乗して」
一期一会地球旅 24
もう一つの施設職員海外研修団に添乗して (その3)
うれしいハプニング!
もう一つの施設職員海外研修団は、昭和50年度、さらに51年度、その後もたびたびご下命いただくことができた。平成の時代になってもしばらくはご利用いただいていたと思う。若手が育ってきたこともあって、筆者が直接担当したわけではないが、社としてはとてもありがたいお客様であった。この中で、筆者が添乗まですべてお供した数回のうち、昭和50年度、57年度(1975&82年)が特に印象深く、ぜひ紹介させていただきたい。 勿論、毎回の旅行業務はすんなりと受注できたということではなく、地方自治体の主催であり、年を追うごとに受注合戦は熾烈を極めていった。研修計画の中身だけでなく、旅行内容と当然のことながら旅行代金の額がある。以前にも書いたが、大手の代理店は、販売、仕入れ共にわが社とは比較にならないほどの規模であった。当時、航空運賃は航空会社各社ともいわば協定の金額であったので、表向きは同じであったが、実際には大手は多分、中小よりはもっと安く仕入れていたと思われる。また、現地手配(Land Operator)の費用も安かったかもしれない。(2014/09/29)
小野 鎭