2018.06.18
齋藤
青森県十和田市・手づくり村鯉艸郷で芍薬とルピナスと花菖蒲 2018.6.14
こんにちは。
梅雨の晴れ間、芍薬とルピナスが見頃をむかえたと聞き、十和田市にある手づくり村鯉艸郷(りそうきょう)に行ってきました。
鯉艸郷は、敷地面積およそ21,000坪。昭和63年に花菖蒲園を開園して以降、ルピナス園、芍薬園、山野草園を増設し、今年(平成30年)で31年目を迎えた体験型フラワーパークです。
今回は、色鮮やかな花の競演と園内の様子をお届けします。
入園口
初めての見学場所に期待感が高まります。工夫を凝らしたお花の飾り方や展示してあるオブジェなど、遊び心がそこかしこに溢れていて、立ち止まって覗きこんでしまいます。
入園料を支払う受付のところに貸し出し用の杖と車いすがあります。
機織り機や民具が展示されている手づくりコーナー
何気なく置かれている水に浮かぶ花々も素敵です。
この春生まれたばかりのうさぎの赤ちゃん。毛並みがふわふわでとってもキュート
あちこち眺めながら芍薬園まで進んできました。
さて、どんな感じに咲いているのでしょうか、楽しみです!
たくさん咲いてますね!
鯉艸郷では平成5年から芍薬を始め、150種2千株が植えられています。花期は6月上旬から中旬なのでちょうどいい時に来たようです。
それにしても見事ですね。とってもきれいです。
花色は白・紅・赤紫、最近は黄色の楊貴妃やオリエンタルゴールドの人気があると代表の奥さまが教えてくれました。
前日の雨で花びらの濁りがありますが、
楊貴妃
アルプス
くれない
他に、綿帽子やかぐや姫という品種も咲いていました。
そして芍薬の隣りに咲いているのが、ルピナスです。
こちらも見事に咲いています。
平成5年から試験的に始めたルピナス栽培は、現在1,200坪におよそ1万株あります。種を8月にポット苗にし、冬はハウスで管理、翌年4月に畑に植え付けるという手間のかかる作業です。
ルピナスは、藤の花を逆さにしたような外見から、別名「のぼり藤」「たち藤」とも呼ばれ、花期は6月上旬~6月下旬の約一ヵ月の間に次々と咲きそろうので比較的長く見ることができます。
芍薬畑とルピナス畑はきれいに整備されていますが、ご覧の通り土路のため雨の日は足元に注意が必要です。特に杖やシルバーカーは滑りやすくなり、車いすはタイヤがぬかるむ箇所があるかもしれません。見学の際はくれぐれもご注意ください。
では、もう少し園内を散策してみます。
鯉沼に架かる出合い橋
鯉沼には鯉が300匹位います。
ここで、鯉艸郷の名前の由来についてお話しします。「鯉(り)」は沼の鯉、「艸(そう)」は昔のくさかんむりで花菖蒲や草花を意味し、「郷(きょう)」は季節の花々に囲まれてゆっくり過ごせる理想の里にしたいという願いを込めて名付けたそうです。
最後は、花菖蒲園の様子です。
メインとあってとにかく広く
こちらも花菖蒲
この日咲いていたのは、
八ヶ岳【ヤツガダケ】江戸系
桃姫【モモヒメ】肥後系
峰紫【ミネムラサキ】江戸系
500種20万株が植えられている鯉艸郷の花菖蒲はこれからが見頃です。
花の雰囲気と掲示されている品種名を照らし合わせながら見ることができるので、楽しさも倍増しますよ。
帰り際、ブログ掲載の許可をいただくため代表の奥さまにお会いし、たくさんの情報を聞くことができました。ピザ焼きやそば打ちなどの体験コーナーもあるのでチャレンジしてみようかな。
また行きたいと思います。
◆開花状況・営業期間・営業時間・入園料等の詳細はこちら→「手づくり村鯉艸郷のホームページ」
◆駐車場:無料
◆訪問日:2018.6.14