2016.03.02
小野 鎭
一期一会地球旅97 「旅行業専門学校にて その9」
一期一会 地球旅 97
旅行業専門学校にて(その9) その後
2007年3月にユニバーサルツーリズム学科第1期生としての17UTは旅立っていった。そして、4月には、18UTが進級して2年次になっていた。クラス担任は別であったが、バリアフリー基礎とバリアフリー旅行術は専門科目として受け持った。いずれの科目も2年目とあって、手探り状態で始めた時とは違って少しだけ自信もついてきたし、一方で反省点もあり、そのようなことを意識しながら精度を高めていくことを自らに言い聞かせた。 バリアフリー旅行術の実践では、毎年B-POPさんにご面倒をかけるわけにもいかないので、自分自身が非常勤で勤務して法人業務などを担当していた社会福祉法人地球郷(ゆきわりそうグループ)に相談し、協力をいただけることになった。様々な種別のサービス形態と対象者があったが、今回は、多機能型(日中活動事業)生活介護・就労継続支援B型として位置づけられているプログラム「ポシェットとドンマイ」で利用者(メンバー)は1種1級の重度障害のある人たちが多かった。 法人の案内を見ると、「共に働き、共に生活する初めての試み、まず、第一にあいさつできるかな? 一人でここまで来られるかな、トイレの儀式は全部OK? では・・・ 社会に出るための訓練しよう!」と紹介されている。 18UTは、男子1名を含む5名、ゆきわりそうグループ全体で(2016年2月29日)
小 野 鎭