ロンドンの地下鉄は、ゾーン制になっており、同一ゾーン内の場合とゾーンを越えて別のゾーンまで行くとことで運賃が違ってくる。市の中心部はおおむねゾーン1に含まれているが、市内の見どころはゾーン2であるとか、3に含まれていることもある。因みにヒースロー空港はゾーン6である。さらに乗車駅ごとにピーク時間とオフ・ピークが設けられており、出発時間によっては、料金が高くなることがある。グロスターロード駅の場合、Quieter Times at this station is 13:45~16:00 and after 18:00とある。つまり、この駅でのオフ・ピーク時間は、13:45~16:00と18:00以降となっている。この駅もピカデリーサーカスまでは同じゾーン1内であり、2£(約300円)、この時の通常切符(カード以外の現金等で購入する場合)は4.30£(約645円)であった。それから9年後の2022年現在、それぞれ2.50£(約375円)、通常切符は6.30£(約945円)となっている。東京の地下鉄の場合、例えば、新宿駅から東京駅までは、スイカなどでは198円、現金で200円であり、その差はわずかである。つまり、ロンドンでは、オイスターカードと通常切符の差が極めて大きいことがわかる。加えて、運賃そのものが高く、東京の1.5倍くらいになっており、総じて物価が高いように思える。
l Gloucester Road(グロスターロード)駅 開業当時のMetropolitan & District Railwaysという表示がある。TfL 資料より
l オイスターカード(Oyster Card)
l ゾーン1(Zone 1)の路線図と駅名 : Wikipediaより
l The nickname "Tube" comes from the circular tube-like tunnels through which the small profile trains travel. 愛称の「Tube」は、細い形の列車が通る円形のチューブのようなトンネルに由来している。:Wikipedia
l On 10 January 1863,the Metropolitan Railway opened the world’s first underground railway. 1863年1月10日、メトロポリタン鉄道が世界初の地下鉄を開業した。 : BBC資料より
l Westminster Underground Station (ウェストミンスター地下鉄駅) TfL資料より
l 東京メトロ 上野駅ホーム 天井が低いことがわかる。ホームドアとエレベーターが見える。: 東京メトロ2022年資料より